手作りボードゲームチーム たなごころブログ

手作りボードゲームチーム 「たなごころ」です。

Ogaki Mini Maker Faire に出展しています。

本日12/3(土)から4日(日)の2日間、岐阜県のソフトピアジャパン・センタービルにて開催されるOgaki Mini Maker Faire (オオガキ・ミニ・メイカー・フェア)に出展しています。
(告知が追いつかず現地からのブログにて失礼します。)

イカー・フェアは世界的なものづくりの好きな個人・団体の発表・交流の場で、日本では近年、東京、山口、大垣で開催されているイベントです。
大垣での開催は2014年から2年ぶり、私たちも2年ぶりに大垣での出展です。

今回のたなごころの出展内容は、いつも通りルールから自分たちで考え、様々な手段を使って自作したボードゲームフェアリーリング(仮)」です。
テーマは森とキノコの関係。
今回も前作「たたらばと森」と同様、森に詳しい友人の加藤さんからのテーマ原案なのですが、キノコの世界は想像以上に深く多様で難しいものでした。
そこで今回の出展に向けては、森の地上と地下で起きている菌たちの生き様を表現することを目指しつつ、「多層構造のボードを使ったゲームを作る」ところに主眼を置いて制作を行いました。

軸を中心に回転する、6枚のアクリルボードで地中から地上を含め6層の世界をずらしつつ、菌たちが菌糸を伸ばして陣取りをしていきます。
最終的には6層が1カ所に揃い、上から見て自分の色の菌糸でリングができているとそこにキノコが生えて、点数となることを想定しています。
ゲームの詳細のルールは、現地でテストプレイをしながら作っていくというチャレンジングな出展です。

地層のボードはレーザー加工機で、ボードとボードの間を支えるリングは3Dプリンターで、菌糸に使う静電気で張り付くシートはカッティングプロッターでカット。
キノコのコマは石粉粘土で作ったものをアクリル版に貼り付けています。

デジタルとアナログ、様々な手段を使って作ったちょっと変わったボードで、今ここで遊びながら作っていくゲーム。
まだまだ未完成ですが、よければぜひ遊びにいらして下さい。

また今月ホビージャパンさんから発売予定の「たたらばと森」のプロト版も合わせて試遊できます。
コンポーネントは異なりますが、発売前にどんなゲームか遊んでみたい方も、よければ会場にお越し下さい。


「Ogaki Mini Maker Faire (オオガキ・ミニ・メイカー・フェア)」
http://ommf.iamas.ac.jp/
開催日 :2016年12月3日[土]12:00-18:00
    :2016年12月4日[日]10:00-18:00
会場  :ソフトピアジャパン・センタービル
岐阜県大垣市加賀野4丁目1番地7
www.softopia.info     
入場料 :無料

「たたらばと森」が株式会社ホビージャパンさんより発売されます。

たなごころのゲーム「たたらばと森」が2016年12月に株式会社ホビージャパンさんより発売されることになりました。

「たたらばと森」は山陰地方のたたら製鉄をテーマにしたゲームで、これまでにYamaguchi Mini Maker Faire (2015年9月)および ゲームマーケット神戸2016(2016年2月)に、試遊のみで出展してきたゲームです。私たちの友人である加藤昌和さんによるテーマ原案で、たなごころと加藤さんの共同プロジェクトとして制作を行ったものです。

ゲーム内容やこれまでの経緯についてはこちらをご覧ください。

たなごころブログ ゲーム概要「たたらばと森」
たなごころブログ Yamaguchi Mini Maker Faire に出展しています。
たなごころブログ ゲームマーケット2016神戸に出展しました。
FabLab Kitakagaya Blog 【番頭リレーブログ#17】チームで行うアナログゲームづくり

ゲームマーケット神戸の際、ホビージャパンの方が試遊に立ち寄って下さり、後日、製品化のお誘いの連絡をいただきました。

これまでの出展の中でこのゲームの製品化希望の声を頂くこともありましたが、オリジナルの木製コマをたくさん使ったゲームということもあり、私たちだけでは量産するのは難しく悩んでいたところでした。それはとてもありがたい提案でした。

試作品のゲームセット一式をホビージャパンさんにお渡ししてテストプレイを何度もしていただき、ゲームをさらに良くするためのルールの提案もいただきました。ゲームマーケット神戸に出展した時のものから大筋のテーマは変わっていませんが、より遊びやすくなっていると思います。

パッケージの箱絵やゲーム中で使用するボードやチップのイラストはながらりょうこさんによるものです。ホビージャパンの方が探してきてくれた方で、私たちもお願いするならぜひこの方で!と思っておりました。とても素敵な箱絵にしあげてもらっています。

プロデュースはボードゲームアイドルの顔も持つねいじまとーこさん。試作品の時点で量産をすることを考えて作っていたものではありませんでしたので、製品化にあたってはいろいろと変更も入るだろうと覚悟をしていましたが、もとの作品の思いを十二分にくんでくださり、木製コマのまま、もとの世界観を再現していただきました。本当に感謝しかありません。

これまでテストプレイやイベント出展でゲームにお付き合いいただいた皆さま、貴重なご意見をくださった皆さま、その他様々な場面でお力添えいただいた皆さま、その節はありがとうございました。こうしてご報告できることを本当に嬉しく思います。

発売は2016年12月の予定です。
私たちも楽しみに待ちたいと思います。

株式会社ホビージャパン「たたらばと森」のページ

ちくちくの夏休み講習会でワークショップを行いました。

少し前になりますが、今年も夏休みの8月2日、
高槻のてづくり雑貨&ギャラリーのちくちくさんにて
ボードゲームを作って遊ぶワークショップを行いました。

たなごころメンバーのご近所にあるギャラリーちくちくさんでのワークショップも3回目。
今年も毎年夏休みの小学生向けに開催されている夏休み講習会の1日を担当させて頂きました。

「たかつきたんけんゲーム」は昨年、この夏休み講習のために作ったもので
高槻市の街を回りながら、史跡や名産品などのアイテムを集めて回るゲームです。
講習では、ゲーム用のコマを作り、白紙の地図ボードを書き込みや色ぬりをして完成させます。

コマは手書きで一つの絵を描いてもらい、それをパソコンに取り込み
その場で4色のシールを作り台座に貼ってもらいました。

ボードは昨年から少しリデザインして、高槻市全体の形を捉えやすくして、
山間部や河川も描いたものにして、地図を通して参加者のお友達の知っていることを
お話ししてもらいやすいように工夫しました。

2年生の男の子は、白紙の地図を見て「ここが目でここが口みたい」と
市の形を生き物に例えたり、近所の川と道を見て、
自分の通う小学校を地図に書き込んでいました。

残念ながら今回はゆっくりゲームをする時間はとれませんでしたが、
いろんなお話をしながら、のんびり作る会となりました。

今回の狙いの中に、地図を作ってゲームをすることを通して高槻市を俯瞰的に知って、
身近に感じられるようなるといいな、というのがあったので、
対話を通じて作る中で今回はそれが少しできたように感じました。

ギャラリーの夏休み講習の中では「男の子向け」と言われるように、
可愛いものを作る講座がたくさんある講習ラインナップの中では少し異色の講習ですが、
また機会があれば女の子にも参加してもらえるようなしかけも考えてみたいと思います。

参加いただいたお友達、そして今回も機会をいただきましたちくちくさま、
ありがとうございました。

ちくちくの夏休み講習会でワークショップを行います。

今週8月2日(火)の午後、大阪は高槻にある、てづくり雑貨&ギャラリーのちくちくさんにて、ボードゲームを作って遊ぶワークショップを行います。
今年で3回目。今回も「たかつきたんけんゲーム」を作ります。
(昨年の様子はこちら。)

当日は参加者の皆さんに自分のコマの絵を描いてもらい、それをパソコンで取り込んで4色のシールを作り自分だけの小さなコマを作ってもらいます。

またボードは高槻市の地図。ワークショップではこの地図に皆さんの知っている高槻の場所をどんどん記入してしもらい、自分だけの高槻マップを作ってもらいます。
(高槻の街をよく知らない方にも、地図やガイドブックを用意します。)

コマとボードができたら、それらを使ってみんなで高槻の街をめぐって、遺跡や名産品を集めて回るゲームを遊びましょう。
ゲームの中にも知らなかった場所やモノがたくさん隠れていますよ。

(昨年の様子)

大人も子供も大歓迎。
夏休みの工作にもピッタリです。

まだ少しお席があるようです。
お申し込みはちくちくさんのメールアドレスまでお問い合わせください。


「ちくちく 夏休み講習会」http://tiku3.exblog.jp/24487372/

開催日 :2016年8月2日(火)13:00-15:00
会場  :てづくり雑貨&ギャラリー ちくちく     
     高槻市神町1-6-18
講習日 :1500円(当日現地にて支払い)
申し込み : ちくちくメールアドレスまで tiku.three☆gmail.com (☆を@に変換してください。)

第6回ボードゲームフリーマーケット in 住之江に出展しました。

昨日は大阪の住之江区民ホールで開催されました、
ボードゲームフリーマーケット in 住之江に出展してきました。
住之江区民ホールは住之江区役所内にあるホールです。

今回もこれまでのように新しく作っているゲームの試遊や
体験イベントなどをやりたい気持ちはありましたが、
あいにくメンバーの家庭の事情で時間があまり取れなかったこともあり
過去作の再販のみで挑ませていただきました。
また当日も1名での参加となりました。

どれも数がそれほど用意できなかったのもありますが、
委託を受けていたボドゲ棚の本も含めて完売となりました。
お買い上げいただきました皆さま、ありがとうございました。

当日は搬入の時点では少し雨がパラついていましたが、
傘をささなくてもなんとか大丈夫な程度だったので、
当日持ち込みのある身としては助かりました。

開場前のホール下では、今年もいつもの方が
待機列の整理をして下さっていました。
毎年ありがとうございます。
開場前のアナウンスによると400名並んでいたようです。

会場は今回から新しい場所に移りました。
これまでの会場は体育館のようなところで土足厳禁の床売りがメインでしたが、
今回の場所は机と椅子ありの構成でこれまでとは違った雰囲気になりました。

来場者については、たくさんの人がいるという印象でしたが、
息苦しさを感じるほどではなくちょうどよい込み具合だったと思います。
たなごころのブースからは一番離れた所でわからなかったのですが
DDTさんのブース辺りは賑わっていたようです。

開場直後は左隣の神戸のボードゲームショップトリックプレイさんの
ブースに人が集まり、それをのんびり眺める余裕もありました。
トリックプレイさんは独自仕入れの新作「Above and Below」を
たくさん持ち込まれていて、他にも新品、中古と盛りだくさんでした。
(横目で見ていた気になるゲームも見知った方に買って行かれてました…
フリマは甘くない…)

途中から恒例のオークションイベントがホールの一角ではじまりました。
取り仕切るのは今回もおなじみTTBさんです。
周囲を取り囲むように人の壁ができ大いに盛り上がっていたようでした。
(今回は1人出展なので、チラ見だけして戻りました)

オークションが終わると今度は反対側の角のエリアでクイズ大会が始まります。
主催のくまごろさんの用意された早押しシステムは本格的でした。
(開始前に試し押しもさせてもらいました)

終了1時間前の17時あたりからはようやく落ち着いたようで
人もまばらな、まったりした感じになってきました。
出展側にはこういう時間帯はありがたいです。
この辺りからは他のブースさんを回らせてもらいました。

ゲームを買えてなかったので、
最後に名古屋から参加のボードゲームショップバネストさんのブースで
中野さんに薦められるままに「Leo」を買いました。
説明でも言われていたのですが、キッズゲームながら大人が遊んでも面白そうです。
あとは本を数冊と、イベントごとに直前のニュースをテーマに
ゲームを作ってこられるあの方のゲームを購入しました。
(今回のテーマはこのイベント前日のものでした。)

また見知った方々にもブースに立ち寄って頂きました。
最近はあまり外にゲームを遊びにいけず、ご無沙汰している方もいましたので、
何とか機会を作って遊びにいけるようにしたいです。

18時を過ぎたら撤収の時間です。
開始時の会場設営はお手伝いできなかったので、
終わりは椅子・机の片付けを手伝わせて頂きました。
運営スタッフの方々、今回も本当ありがとうございました。

大阪でのボドゲフリマは活気があって、
それでいて混雑しすぎない、気張りすぎない、
ちょうどよい規模感で本当によいなあと思っています。
今後も続いて開催されるのを楽しみにしております。
主催のたなやんさん、今回もありがとうございました。
お疲れ様でした!

また来年も、関西のどこかで開催されるようですので、
まだ来られたことのない方も、次回はぜひ
いらっしゃってみてはいかがでしょうか。

第6回ボードゲームフリーマーケット in 住之江に出展します。

ボードゲームフリーマーケットは、その名の通りボードゲームに関するもの限定のフリーマーケットです。
中古のボードゲームや、私たちのような創作ボードゲーム、関連書籍やアクセサリー等と
様々なボードゲームの関連物が並ぶ蚤の市です。

私たちも第2回から出展していて、5回目の出展となりました。

今回は過去作、以下の3つを持ち込みます。

「えんかい」             2,000円
たったひとつの合言葉だけでコミュニケーション。みんなで干支を正しい順に並べ直す協力ゲームです。

「いろは」              1,500円
巻き物の上で文字の取り合いをしながら新しいいろは歌を作る、競争と共創のゲームです。

「キノコハンターズ ハコイリ」    1,000円
曲がったカードの山でキノコ狩りをするバランスアクションゲームです。

また今回も委託として同人フォトブック「突撃!隣のボドゲ棚」を頒布予定です。
第1号 1,000円
第2号 1,000円


会場が落ち着いてきましたら、試遊も行いたいと思います。
イベントとしてお宝ゲームのオークションや、クイズ大会もあるようです。
よかったら遊びにいらして下さいね。


「第6回 ボードゲームフリーマーケット in 住之江」
http://www49.atwiki.jp/bgrecycler/pages/37.html

開催日 :2016年6月26(土) 14:00-18:00
会場  :住之江区民ホール(住之江区役所2階)
     〒559-8601 大阪市住之江区御崎3-1-17
最寄り駅:地下鉄四ツ橋線「住之江公園」、南海本線住吉大社」下車 徒歩10分
入場料 :無料

Variety Kyotoのレンタルボックスに出品しました。

先月5月前半、京都に期間限定でオープンしたイベントスペースVariety Kyotoさんのレンタルボックスに、たなごころのゲームを置かせてもらいました。

事前に納品したのは「いろは」「キノコハンターズ ハコイリ」というゲームを3つずつでしたが、ありがたいことにイベントに来られた方だけでなく、たなごころのゲームを求めて立ち寄って下さった方もおられたそうで、期間の3日目には一旦完売となったとの連絡を受けました。
急遽再版をして追加をさせてもらい、最終的に15日間で11個のゲームがもらわれていったとのことでした。

お買い上げ頂いた皆様、ありがとうございました。

また委託という形ではありましたが、Variety Kyotoさんの主催の方がイベントの前の時間などに、来られた方にゲームを紹介してくださるような機会もあったそうで本当にありがたかったです。
そして15日間お預かりいただきましたVariety Kyotoさん、大変お世話になりました!

Variety Kyotoさんは今後も不定期でイベントを行っていかれるそうです。


●おまけ
せっかくの機会なので、期間中Variety Kyotoさんで開催された「レイトショー寄席」を見てきました。
初めての寄席、初めて見る落語だったので、聞いて意味がわかるか、場違いなところで笑ってしまわないかなど不安があったのですが、落語についての様々なトークを交えつつの進行で初心者でも楽しめる寄席でした。

落語は実際に聞いてみると、古典はしみじみ面白く、今回の監修の月亭太遊さんの新作落語は初っ端から笑わずにはいられない迫力ですっかりはまってしまいました。
太遊さんの熊本弁ネオラクゴ「場末のバステト」は機会があればもう一度見たい作品となりました。
(写真はトークの様子)