手作りボードゲームチーム たなごころブログ

手作りボードゲームチーム 「たなごころ」です。

OSAKAアート & てづくりバザールvol.10 に出展しました。

先週末、大阪南港で行われた『OSAKAアート & てづくりバザールvol.10』に出展しました。
「たなごころ」のブースにお立ち寄りいただいた皆様、
「セカイタク」をご購入いただいた皆様、
本当にありがとうございました。

「ルールのここがわからないなぁ」という時や、
「タイルが足りないぞ!」など欠品があれば、
いつでもご連絡ください。

お問い合わせ先メールアドレス

bg.tanagokoro[at]gmail.com
([at]を@に変換して下さい。)


さて今回は、出展のきっかけや実際に出展しての反応、
感じたことなどを書いてみたいと思います。


●出展のきっかけ
今回「たなごころ」がこのイベントに参加したきっかけは
前回のvol.9の開催の際に足を運んだことでした。

このイベントには様々なジャンルのてづくり品やアート作品が並び、
普段接することのない、いろいろなジャンルのものと出会えました。

この場所に手づくりのボードゲームを持ってくれば、
ボードゲームをあまり知らない方にも知ってもらえる場所になりそう、
そう感じたことが出展のきっかけです。


●ブースでの出会い
今回出品した「セカイタク」はこれまで主に、
普段ボードゲームに馴染みのある方の間で遊んで頂いているゲームです。
出展前は同じように何か創作活動をされている作家さんや、
手作り雑貨が好きな方に「こんなものもあるんだ」と
見て頂ければいいと思っていました。

当日。ブースにはいろいろな方が来て頂きました。
少し乱暴ですが、ざっくり分けると3つのタイプに分けられます。

3分の1は当初想定していた層の方。
リエーターさんらしい方や、雑貨などを広く見られている方。
「箱庭みたいでおもしろそう」と買って頂いた方も。

もう3分の1はボードゲームに馴染みがある方。
「セカイタク」を聞いたことがある、という方もいらっしゃいました。

そしてもう3分の1は小学生の方。
実はこれは想定外の層で、
ルールはわからないながら、タイルとコマで遊んでいってくれた子や、
普段ご家族でボードゲームをされていて
カルカソンヌみたい!」と言って見つけてくれた子。
しばらく見て悩んで立ち去って、
あとで小さなお財布を握りしめて一人で買いにきてくれた子。

思いがけず、たくさんの小さなお友達が
「セカイタク」に興味をもってくれました。


●収穫
ブースに立ち寄られる方、チラ見される方の多くは
「手作りボードゲーム、そんなのもあるんだ」と言われていました。
少しは知って頂けたのではないでしょうか。

当初5個も売れたらいいところかな、と思っていましたが、
持っていった15個がほぼ完売でした。

そして、小学生でも自分の意志で、
「このゲームが欲しい」と言ってくれたことや、
実際に自分の小さなお財布を開いてくれたことが
とてもうれしく、また衝撃的でもありました。

一方で、大きな問題も見えてきました。
果たして「セカイタク」は、そんな小さなプレイヤーさんのことを
考えて作れているか、という点です。
少し不安を覚えました。
ちゃんと遊べているでしょうか?
ルールがわからず、困っていないでしょうか?

今回実際に「セカイタク」を買ってくれた最年少は小学5年生でした。
なんとか自力でルールブックを読める年齢かと思います。
ただルールはゲーマーさんを意識して、少し骨のあるものになっています。

そう考えると同じゲームでも初級編、中級編、上級編と
ルール難易度にレベルがあったほうが良さそうです。

ルールブックも読みやすいようにもう少し
配慮できることもあるように感じました。

もしくはせっかくの創作ゲームなので、
これを使って自分だけのゲームも考えてみてね、
というのもおもしろいかもしれません。


●まとめ 
これまで「セカイタク」を買って頂いたすべての方が
楽しく遊んで頂けるように、届くかどうかわかりませんが、
後からでもできることはやっていきたいと思います。

誰に向けて作っているのか、ということがとても大切だということを痛感しました。
幅広い層に、いろいろなゲームを作って、いろいろな場で投げかけてみたいという、
今後のゲーム作りの方向性を考えさせられる機会となりました。


●おまけ
開催中ずっと気になっていたお隣のブースBONNOUMさん。
オリジナルキャラクターの雑貨がたくさん並んでいました。
ペーパークラフトのぐんだりさんと
マントさんミニレターセットを購入しちゃいました。
こんな出会いも、また楽しみの一つです。