5月の終わり頃、大阪で行われたツムテンカクEX.に出展しました。
デザインとアートのイベント、その中でアナログゲームはまだまだメジャーなジャンルではありません。ブースに立ち寄って下さる方は多くはないだろうと思っていたのですが、思いがけずたくさんの方にお越し頂き、2日間で60名近くのみなさんに「串かつ名人」を遊んで頂きました。
遊んで頂いた方の約7割は普段からゲームを遊ばれる方やたなごころを知っていて来て下さった方、2割がお子さん(4歳から小6)、あとの1割が通りがかりの大人の方でした。会場では謎解きイベントもあり、そのついでにたなごころブースにも寄って下さった方も多くいらっしゃいました。お立ち寄り頂いた皆様、ありがとうございました。
またたなごころのゲームを買いに寄って頂いた方には、今回は試遊のみで販売分を準備できず申し訳ありませんでした。
ブースは机を借りず、シートを重ねラグを敷き、クッションを用意しました。靴をぬいであがって遊んでもらう形です。会場は半屋外で風が強く、ゲーム説明のパネルは何度も風に飛ばされて、午後からは強い日差しに照らされ、斜め向かいのステージでライブが行われる中大声でゲームの説明をしたりと、これまでの出展の中で最も厳しい状況でしたが、なんとか無事終えることができました。
新作「串かつ名人」は今回のイベントに向けて作った1点もののゲームです。
ツムテンカクというイベント、通天閣のそばでどんなゲームで遊びたいかと考えて、まず「串かつ名人」というタイトルが浮かび、そこからゲームを考えました。外から見ていても楽しく、ゲームを遊んだ後にちょっと串かつを食べたくなって、新世界の串かつ屋さんに寄ってもらえるようなゲームを目指しました。
今回は試みとして、コンポーネントである串かつの具材をすべて3Dプリンターで出力して、周りをシールで貼ったものを作りました。見えた課題も多かったのですが、今後の制作につながる経験となりました。
「串かつ名人」は今後量産の予定はありませんが、遊ん頂いてご意見を頂いたり、気づいたこともありましたので、ブラッシュアップしてまた何らかの機会で出展できればと思います。
当日はブースからなかなか離れることができず他のブースをちゃんと見ることができなかったのですが、終了間際に駆け足で見て回った限りでも、様々なジャンルの出展がありとても楽しいイベントでした。
運営の皆様、2日間お世話になりました。ありがとうございました。
おまけ:
2日間を通しての名人戦の結果、300点以上の猛者は4名でした。
よっ!串かつ名人!