手作りボードゲームチーム たなごころブログ

手作りボードゲームチーム 「たなごころ」です。

Ogaki Mini Maker Farieに出展してきました。

12月3日と4日の2日間、岐阜県大垣市のソフトピアジャパンで開催されたOgaki Mini Maker に出展してきました。大垣では2年ぶり2度目の出展になります。Maker Faireはものづくりをする人たちのお祭りで、いろいろなジャンルの人たちが自分たちで作ったものを持って出展しています。

たなごころは、ただいま制作中のキノコ菌をテーマにしたゲーム「フェアリーリング」、それと「たたらばと森」のプロトタイプ版を持って出展しました。ボードゲームが主体のイベントではありませんので、基本は、こんなゲームです、と説明するだけですが、それでも何度かはじっくり遊んでもらうこともできました。一緒に遊んでいただいた皆さん、ありがとうございました。

出展しているとなかなか自由には見て回れませんが、それでも2日の開催の間にはいくらかは他の出展ブースものぞくことはできたので、その紹介をしたいと思います。

「加藤 未央 Korat - 自分でつくる3Dプリンター」
お隣で出展されていた加藤さんは、自分でつくることができる3Dプリンターを出展されていました。メイカーフェアーには自分で作った作品ばかりでなく、つくるための道具をつくってしまおうという方たちも見られます。加藤さんはファブラボ鎌倉のファブマスターもされていて、その話もいろいろと聞かせてもらいました。

「akira_you 電熱線CNCアクリルカッター、他」
さらにそのお隣で出展されていた akira_you さん。レーザーカッターは高価だからと、電熱線を使ったアクリルカッターを作って出されていました。こちらもつくるための道具をつくってしまおう、というもので、見た目は手作り感あふれるものですが、しっかりアクリルも切れていました(サンプルのカエル型の写真をご覧ください)。

それ以外にも、鼻の穴にセンサー付きのLEDを入れていて、遠目に鼻の辺りが赤く光っているのが出展中もずっと気になっていました。

「有限会社ひのでやエコライフ研究所 Make x 環境〜省エネもみんなでやると楽しめる〜」
前回の出展時にはお隣のブースで、Maker Faireをきっかけに知り合った方たちです。自転車をこいで発電を体験するチャリンコ発電所は横の画面のストーリーに合わせて進みます。安定して電力供給できるようにキープするのがなかなか大変。手回し版もあって、供給したい電力によって回す重さが変わるのも面白かったです(スマホの給電は大変!)。

「いしかわきょーすけ 手のひらサイズペンプロッタ」
名刺サイズの紙に、ボールペンの芯をつかんだ手のひらサイズのペンプロッタがいろいろな絵を描いています。素晴らしいのは、開発の最初の機体から少しずつ改良を重ねていった各バージョンの機体を全て並べていて、そのどれもがちゃんと動いているところです(写真に収まりきってませんが、さらにその横にもあります)。

「平野正太郎 Shotaro’s factory」
小学5年生の男の子で、はじめこちらのブースに来てくれてゲームを最後まで遊んでくれました。来場者なのかと思っていたら、ゲームが終わった後で名刺を出してきてのご挨拶。聞けば向こうのブースで出展しているとのことで、これはぜひとも見に行かなければと行ってみたら本当に驚かされました。ボタン式のクイズゲームリズムゲームシャクトリムシのように動くロボットや、極めつけは火星に文明を起こそう、という壮大なスケールのパフォーマンスカー。年齢とか関係ないなと思わされました。また次に会える時にはどうなっているのか、楽しみです。

その他、出展していたブースのちょうど前の辺りがプレイゾーンになっていて、ビークル系や自走式のロボットなんかが動いていて見ているだけでも楽しかったです。

ブースに見に行けなくても、こんな風に会場内を歩き回ってる方も!

「create_clock 前骨格ロボット」
後ろの人の動きに合わせて、ガイコツが動きます。
写真掲載にも快く応じてくださりありがとうございます。

2日間の出展で、しかも大阪からの通いにしたので大変でしたが、今回は「たたらばの森」でテーマ原案をいただいた加藤さんに出展の協力をいただいたので大いに助かりました。ありがとうございました。

数年前の出展の頃に比べると、ここでもボードゲーム知ってるよという人が増えたような気がします。広まってきているのでしょうか。アナログゲームを作るハッカソンとかやってみたいですね、といったお話も聞けたりしました。

作っている対象は人それぞれですが、それぞれに思い入れがあって、いい意味でそこまでするか、と思わせられるところがあっていい刺激をいただきました。