手作りボードゲームチーム たなごころブログ

手作りボードゲームチーム 「たなごころ」です。

ゲーム概要「えんかい」

人数:4〜12人(おすすめ6〜9人) 
時間:15〜20分 
年齢:8歳〜

草木も眠る丑三つ時。十二支の動物たちが集まって大宴会。
おやおやお酒を飲み過ぎて、いつもの順番を忘れてしまったようです。
これでは来年の干支もわからなくなってしまいます。
みんなで協力して、いつもの順番に戻してあげましょう。

十二支たちに気づかれないように、
夜明けまでに並べ替えることができれば全員の勝ち。
できなければ全員が負けてしまう、協力ゲームです。

12枚の干支コースターを裏向きにしてよく混ぜ、円形に並べます。
これが十二支たちの宴会場です。
この裏になった干支コースターを
全員で協力して1〜12の順番に並べ直します。

宴会中の十二支たちに気づかれないように、
事前に決めた「合い言葉」以外は話すことができません。
まずはみんなで「合い言葉」を”ひとつだけ”決めましょう。
どんな言葉でも構いません。
決めた「合い言葉」はいつでも、好きなだけ言うことができます。
(例)「そうですか」「まいど」「ひらけごま」などなど...

次に全員に3〜5枚のアクションカードを配ります。
(枚数は遊ぶ人数によって変えます。)
始めの番の人を決めたら、その人から時計回りに進めていきます。

自分の番が来たら、持っているアクションカードを1枚出して、
そのカードに書かれていることを行います。
カードを使って干支コースターの場所を確認したり、入れ替えたりして、
全員のアクションカードがなくなる(夜明け)前に
干支コースターの位置を正しい順に並べましょう。

アクションカードは4種類あります。

・3まい みる(あなただけ) 
裏向きになっている干支コースターから3枚選んで、 
他の人に見えないように自分だけこっそり見ます。

・2まい いれかえ 
干支コースターを2枚選び、 
その2枚の場所を裏向きのまま入れ替えます。

・1まい ひらく(ネコカード) 
並べ替えを助けてくれるネコのカードです。 
裏向きになっている干支コースターの中から1枚選んで表にします。
ネコカードは全部で3枚。でも手伝ってくれるのは2枚目まで。
3枚目が出されると、その時点でゲームは負けになってしまいます。

・みんなで そうだん
ゲーム中に1枚だけ入っているカードです。
このカードが出された時だけ、みんなで相談をすることができます。
それぞれの干支コースターの場所が
「あっている」/「あっていない」を
みんなで話し合って確認することができます。
この時だけは「合い言葉」以外もしゃべって構いませんが、
「そのコースターの数字が何であるか」と「自分の持っているカードの種類」
は伝えてはいけません。
次の人の番になるまで有効です。


◯ゲームの終わり
自分の番が来た時に、12枚の干支コースターの位置が
正しい順番になっているなと思ったら、
アクションカードを裏向きにして出して「おひらき」と宣言します。
そこでゲームは終了です。

干支コースターを1の場所から順に表にして
正しい順番になっていればプレーヤー全員の勝ちです。
全員がアクションカードを使いきってしまった場合(夜明け)と、
3まい目のネコカードが出た場合も全員の負けとなります。

カードの枚数には限りがあるので
ひとりの人が知ることができるのは一部分だけ。
せっかく確認したコースターも
他の人が動かしてしまうとだんだん記憶が怪しくなってきます。
「ここ動かさないで!」「ここ合ってないよ!」
と言いたい時も、ぐっとこらえて「合い言葉」でどうぞ!

成功したらみんなで乾杯を、
失敗したら全員罰ゲームで一杯飲んで、
もう一度、挑戦して下さいね。


注:写真のコンポーネントは試作段階のものです。


追記:2014年2月15日
最終版のコンポーネントは、
アクションカードが、アクションチップに変更になります。